片づけて頭の中もスッキリ!断捨離術【本・雑誌編】
断捨離という言葉はよく耳にするようになりましたが、その方法はイマイチわからないものです。ただモノを捨てるという単純なイメージがありますが、いざ片付けしようとするとスムーズに進まないことがあります。そこで、リサイクルショップを運営する不用品処分のプロによる、上手な断捨離術についてご紹介します。今回は、一度読んだらそれっきりになりがちな【本・雑誌編】です。ぜひ参考にしてみてください。
本と雑誌の上手な仕分け方
読み終わった本でも、本棚にしまっておくことで正体不明の満足感を得られます。もちろん、何度か読み返す本であれば手元に残しておくことは大切です。しかし、すべての本を抱え込んでしまうと保有するスペースに限界がきますし、新しい知識を吸収する余裕も生まれません。持っていることでつい安心感を得られてしまう本や雑誌の上手な仕分け方を紹介します。
- 読書の傾向が変わって読まなくなった本をピックアップする
- 読み返したくなった本は、要点だけを振り返って捨てる
- 雑誌の場合は、必要な記事だけを切り取るなどする
本・雑誌を仕分けるポイントは、持っているという「安心感」との決別です。安心感を得るためだけに棚のスペースを使うよりも、新しい本が入ってくることで得られる「知識」のために場所を用意しましょう。
【制限時間20分】本棚を片付けよう
片づける場所を1つに絞る
あっちもこっちも断捨離しようとすると収拾がつかなくなります。今回は本棚だけと決め、片付ける場所を限定しましょう!
もう読まない本や雑誌を取り出す
まずは「もうこの本は読まないだろう…」という、捨ててもいい本または雑誌を取り出します。昔は必要だと思って購入した本でも、今の自分には必要ないということがあるかもしれません。
選別して残った本や雑誌を分類する
残った本の中には、この先も役に立つものがあるはずです。長い目で見ても残しておく価値を感じる本や雑誌は、きちんと本棚にしまっておきましょう。いつか壁にぶつかった時など、乗り越えるヒントが眠っているかもしれません。
残しておくべきか最後まで迷う本は記録して処分
捨てるべきか残しておくべきか、どっちつかずの本は他のツールを用いて記録に残しておきましょう。今は、読了した本のタイトルを記録したりできるアプリもあります。こうした個人の記録用ツールを使えば、いざとなった時に本のタイトルや内容を思い返すことができます。
本の断捨離がもたらす変化
本や雑誌の断捨離には、ただ単に本棚が片付くこと以外にも良い側面があります。本を取捨選択する行動は「自分が今、どんな情報を求めているのか」を知るきっかけになるのです。必要な情報とそうじゃない情報を把握することで、次に読みたい本や雑誌がイメージできます。本をしまっておくスペースを作るのと同時に頭の中も整理することで、新しい知識を取り入れる準備ができるでしょう。