片づけて新しい自分を発見!断捨離術【趣味用品編】
断捨離という言葉はよく耳にするようになりましたが、その方法はイマイチわからないものです。ただモノを捨てるという単純なイメージがありますが、いざ片付けしようとするとスムーズに進まないことがあります。趣味で買ったグッズは、今も続けて使っているものと何かの理由に使わなくなったものに大きく分かれます。リサイクルショップを運営する不用品処分のプロによる、上手な断捨離術についてご紹介します。今回は、またいつか始めようと残しておきがちな【趣味用品編】です。ぜひ参考にしてみてください。
趣味用品を処分する心がまえ
好奇心旺盛で新しいことにチャレンジするのは大切なことです。趣味についても多ければ多いほど人生が豊かになるのではないでしょうか。しかし、趣味にまつわるグッズは「せっかく始めたことだから…」と、使わなくなっても捨てることを躊躇してしまう代表的なものです。そんな迷いの断ち切りが難しい趣味グッズを処分する心がまえを紹介します。
- 過去の趣味だったと割り切る
- 趣味用品があるからと無理にやり直さない
- 今とこれからの趣味をとことん楽しむ
趣味用品を仕分けるコツは、過去の自分と決別することです。道具を捨てる前に気持ちの整理が必要となるでしょう。昔は夢中になっていた趣味も時が経てば変わることがあります。もちろん長く続けられるに越したことはありませんが、すぐに飽きてしまうことも決して悪いことではありません。ましてや、趣味用品が残っているからという理由だけで無理やり続けては本末転倒ですよね。それであれば、いっそのこと要らなくなった道具を処分し、これから始めたい趣味グッズを揃えたほうが健全です。
【制限時間20分】要らなくなった趣味用品を処分しよう
趣味のジャンルを1つに限定する
趣味が多ければその分道具の種類も多くなります。色んな趣味のグッズに手を付けるのではなく、1つのジャンルに絞って処分していきましょう。
趣味に関連する道具を1か所に集める
しばらく遠ざかっている趣味用品は、家の中であっちこっちに散らばっていることが多いものです。まずは、点在している道具を1か所に集めるところからスタートです。
他に用途がない道具は処分する
1か所に集めた道具は、今も続けている他の趣味では使えるものと、やめてしまったことと同時に他の用途でも全く使えないものに分かれます。後者にあたる、他に応用できない道具は思い切って処分しましょう。
ダブって持っている道具を処分する
最後に、他の趣味でも使えそうな道具の中から、ダブって同じようなものがあれば1つでも処分しましょう。例えばランニングシューズを2つ持っているとしたら、よく履く新しいモデルを残して古くなったモデルの方は処分します。
趣味用品の断捨離がもたらす効果
やめてしまった趣味関連の道具を捨てることは、過去の自分と決別することでもあります。たとえ続けられなかった自分への心残りがあったとしても、いつまでも引きずっていては前に進めません。今やっていて楽しい趣味やこれから始めたい趣味に目を向けるためには、過去の未練とは別れを告げましょう。趣味用品の断捨離は、こうした精神衛生的にもプラスな効果を発揮します。